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トラブル続きのアロンソ「信頼性向上が急務」

2015年06月03日 08:10  AUTOSPORT web

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2015年モナコGP決勝 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)、トラブルでリタイア
2戦連続でテクニカルトラブルによってリタイアを喫したフェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダは最大限のポテンシャルを発揮するために信頼性の問題を解決しなければならないと語った。

 アロンソはスペインGPでは一時7位を走行していたものの、ブレーキトラブルでリタイア。続くモナコでは予選途中でトラブルが発生しコース上にマシンをとめ、決勝では入賞が望める位置を走っていたが再びマシンに問題が起きた。

 チームメイトのジェンソン・バトンはモナコで8位に入り、チームにとって今季初入賞を果たした。アロンソはマシンの感触はいいため、何より信頼性を向上させてトラブルなく週末を過ごせるようになることが重要だと語った。

「モナコでジェンソンが入賞したことはチーム全体にとって大きな後押しになったし、この入賞によって1戦1戦僕らが進歩していることが改めて証明された」とアロンソ。

「僕の方は続けてふたつテクニカルトラブルが起こった。がっかりしているが、いつもどおりこの問題を理解するため全力を注いでいる。信頼性は最も重要なファクターだ。パフォーマンスより前に、今週末をいい形でスタートし、プラクティスセッションを最大限に活用することに重点的に取り組む必要がある。それによってこのコースに最適なセットアップを見つけたい」

「僕のマシンには2戦連続で信頼性のトラブルが発生したけれど、マシンの感触自体はよかった。だからトラブルのない週末を送り、パッケージから最大のパフォーマンスを引き出すことが僕らにとっての最優先事項だ」

 レーシングディレクターのエリック・ブーリエも、信頼性の問題を解決することがチームにとって急務であると語った。

「励みになるパフォーマンスを確認できているが、残念ながらテクニカルトラブルによってそれが台無しになっている。最近フェルナンドのマシンにトラブルが起きている。2台のマシンにポテンシャルを発揮させ、向上し続けるために、こういった問題の解決に努めているところだ。最大のポテンシャルを引き出すためには信頼性と一貫性を向上させる必要がある」