NASCARスプリントカップ・シリーズは31日、ドーバー・インターナショナル・スピードウェイで第13戦が行われ、ジミー・ジョンソン(シボレーSS)が優勝。上位4台をシボレー勢が独占した。
30日に行われた予選では、デニー・ハムリン(トヨタ・カムリ)が今季初、ドーバーでは通算3度目のポールポジションを獲得。マーティン・トゥルークスJr.(シボレーSS)が2番手となり、カイル・ラーソン(シボレーSS)が3番手に続いた。
14番手スタートとなったジョンソンは、レース残り17周のリスタートで首位のケビン・ハービック(シボレーSS)をオーバーテイク。トップに立つと、その後2回のリスタートでもポジションを守りきり、最終的に405周となったドーバー戦で優勝。今季4勝目を飾るとともに、2年連続のドーバー戦制覇を達成した。
2位にはハービック、3位にラーソン、4位にケイシー・ケイン(シボレーSS)が入り、トップ4をシボレーが独占。フォード勢最上位の5位にはアリック・アルミローラ(フォード・フュージョン)が入った。
予選でポールポジションを獲得する速さをみせていたトヨタ勢は、上位を走るマシンにアクシデントが相次ぎ、クリント・ボウヤー(トヨタ・カムリ)の9位が最上位となった。