『まちと 記憶と 映画館 ~岩井俊二編~ 花とアリスのもうひとつの物語』が、6月6日から宮城・塩釜市杉村惇美術館で開催される。
1950年代から60年代の塩釜に多数存在した映画館のような文化的なだんらんの場を作ることを目的に、アーチ型の天井を持つ大講堂で様々なプログラムを展開する『まちと 記憶と 映画館』。第1弾となる今回は宮城・仙台出身の岩井俊二を特集し、監督作の上映や絵コンテの展示、トーク、ライブなどが行われる。
映画上映会では、『花とアリス』『花とアリス殺人事件』『リリイ・シュシュのすべて』の3本を上映。展示では、『花とアリス』『花とアリス殺人事件』の絵コンテ約30点が国内で初公開されるほか、『リリイ・シュシュのすべて』のスチール写真や『花とアリス』の写真集を手掛けたアイビー・チェンの写真が出展される。また、トークには岩井に加え、チェン、映画監督の永田琴が出演する。
さらに、6月28日には岩井が参加する音楽ユニット「ヘクとパスカル」のライブ、7月4日にはSalyuと小林武史によるライブが行われる。Salyuと小林のライブでは、Lily Chou-Chouの楽曲も披露されるという。各プログラムのチケット発売は同美術館などで6月2日からスタート。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。