スウェーデン人デザイナーのマリア・ショーデン(Maria Sjodin)が聖職者のためにデザインした「Casual Priest」が、欧州を中心に注目を集めているという。コレクションでは、七分丈やトランペット袖のトップス、ドレスなど、モダンな聖職者の普段着を提案している。
聖職者のためのファッションブランドの画像を拡大 デザイナーのマリアは、聖職者の友人から既製の祭服への不満を聞いた事がきっかけでコレクションの制作に着手。スウェーデンではプロテスタント教会の牧師の男女比が等しいことから「服を通して女性の聖職者にパワーを与え、実用的でシンプル、タイムレスでありながら自信を持てるような服」を作りたいという思いのもとデザインを手がけた。発売開始から、購入者の同僚や友人に口コミで広がり相次いで注文が寄せられ、男性からのニーズを受けてメンズ商品も発売。ウィメンズにはビスコース、メンズには厚手のコットンジャージ素材を使用して、伸縮性がありシルエットと着心地にこだわった商品に仕上がっている。価格帯は、およそ1万3,000円から3万円。
■ Casual Priest