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極上の銘柄牛にこだわる焼肉店3選

2015年06月02日 00:02  オズモール

オズモール

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そろそろボーナスの季節。今期、がんばったご褒美に彼や友達とおいしい焼き肉! 肉好き女子のなかには、松阪牛や山形牛などの“銘柄牛”に目がない人もいるのでは? 肉マイスターの田辺晋太郎さんによると、銘柄牛ならすべておいしいというわけではなく、牧場にまでこだわって最上の肉を提供している店を選ぶとベストとのこと。そこで今行くべき“肉”がおいしい焼肉店3軒を紹介してもらった。

写真)「和牛焼肉 KINZO 新橋本店」の「仙台牛 KINZOロース」(1382円)

◆すき焼きスタイルで仙台牛ロースを楽しめる「和牛焼肉 KINZO 新橋本店」


「焼き肉店のコストパフォーマンスを計る指標のひとつとして、並カルビのおいしさが挙げられます」という田辺さん。その基準で1位だというのが、2015年の2月にオープンした「和牛焼肉 KINZO 新橋本店」。こちらはそのルーツを仙台に持つお店なので、安定して上質の仙台牛を提供しているのだそう。

「特選牛タン」(2592円)や「霜降りタンもと」(1944円)も気になるけれど、さっと炙っていただく「仙台牛 KINZOロース」(1382円)が絶対注文すべきメニュー。

「仙台牛 KINZOロースは、最近流行しているすき焼きスタイルで食べるメニュー。ただし、絡める卵がとろとろの泡状になっているので、くどさを感じずに肉のうま味を堪能できます」(同) 香りがよい「石焼ビビンバ」(1598)円でシメるのもお忘れなく。

◆5つの牧場の厳選した肉を提供する「焼肉銀座コバウ」


岩手県や山形県、鳥取県などの厳選した生産者から月齢30カ月以上の雌牛肉のみを取り寄せている「焼肉銀座コバウ」。5つの個室があり、銀座の中心地に位置するこの店はデート利用にもぴったり。

田辺さんによると、こちらでは霜降り、赤身、希少部位など6種類が食べられる9180円(サ別)の「コバウコース」を頼むべき(写真は常時このコースに登場する「大判サローイン」)。

「この店では1頭買いではなく、状態のいい肉をセレクトして購入しています。そのため、コースで出てくる部位はときどきで違いますが、常にすばらしい状態の肉を味わうことができます」(同)

コースは7020円(サ別)のと10800円(サ別)のものもあるけれども、「コバウコース」にのみ、「最高級黒毛和牛のすき焼き」が付いてくる。コチジャンの甘みが独特の韓国風割り下で食べるこちらも、ぜひ食べてほしい逸品だとか。


◆最高の飛騨牛と極上ホルモンが食べられる「在市 月島本店」


田辺さんが「肉もおいしいけれど、タレが格別にうまい!」と言う「在市 月島本店」は、週末は予約でいっぱいの人気店。もとはホルモン焼きが好評価の店だけれど、岐阜県の山武牧場から取り寄せている飛騨牛も有名に。スタッフが1枚ずつ肉を焼いてくれるうえ、肉の種類が変わると鉄板を変えてくれる丁寧なサービスも嬉しいところ。

この店で食べるべきは、看板メニューの「飛騨牛 タレサーロイン 大判2枚」(2138円)と、ホルモン2~3種類とカルビや頬肉などを加えた名物「ごちゃまぜ焼き 王道パターン」(レギュラー3678円、ハーフ1836円)。シメには、「ユッケジャンスープ」(918円)を。これだけを食べに訪れてもいいくらいのおいしさだとか。

「飛騨牛 タレサーロイン 大判2枚は、1枚に付き利益は50円しかないという最強のコスパを誇るメニュー。やや甘めでコクがある王道のタレと溶き卵、大判の肉の組み合わせが最高です。また、ほどよく焼けたところで九条ネギを加える、ごちゃまぜ焼きは、ハイボールや焼酎、ご飯との相性も抜群です」(同)

◆田辺晋太郎(たなべ・しんたろう)

音楽家、MC、肉マイスター。AKB48の「まゆゆ」こと渡辺麻友に楽曲提供してオリコン週間チャートで1位を獲得するなど、本業の音楽家として活動しながら、実践に基づく深い見識で肉の生産背景からベストな食べ方までを語る「肉マイスター」としても活躍。飲食店コンサルやメニュー開発、専門書や雑誌の監修を務め、著書「焼肉の教科書」(宝島社)は15万部を超える。2014年10月に一般社団法人「食のコンシェルジュ協会」を立ち上げ、初代代表理事に就任。年4回(2、5、8、11月末)に「焼肉コンシェルジュ検定」を実施中。