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郷ひろみ、『お嫁サンバ』リリース当初の心境語る 「そもそもサウンドがサンバじゃないし!」

2015年06月01日 10:31  リアルサウンド

リアルサウンド

郷ひろみ『100の願い』(SMR)

 6月1日分の『MUSIC JAPAN』には、郷ひろみ、ゴールデンボンバー、Apink、LAGOON、アカシックが出演した。


(参考:郷ひろみから櫻井翔、中丸雄一まで…ジャニーズとブラックミュージックの長くて深い関係


 同番組は、ユースケ・サンタマリアとPerfumeがMCを務め、J-POPシーンを賑すアーティストのライブパフォーマンスを中心に構成された音楽番組で、最新のヒットナンバーはもちろん、出演アーティストの懐かしの曲も披露されるもの。1番手の“妖精系”と呼ばれるガールズグループ・Apinkは、人気曲「LUV」の日本語バージョンである「LUV -Japanese Ver-」を披露。緊張した面持ちでバックステージでも賑やかな様子を繰り広げた。


 2番手の郷ひろみは、番組の企画として「封印したいジャケット」についてトークを展開。郷はまず『How manyいい顔』と『タブー(禁じられた愛)』を挙げ、「ディスコブームに触発されてアフロにしたかったんでしょうね」」と、当時の髪形を振り返った。続いて「好きなジャケット」については、『裸のビーナス』をピックアップ。郷はその理由について「超可愛いじゃないですか? 他にだれがこんな格好できるんですか。僕はいまでも出来ますよ」とアピールすると、「正直勘弁してくれと思った曲」については『お嫁サンバ』を挙げ「当時はなんで<1.2.3バ 2.2.3バ お嫁お嫁お嫁サンバ>なの? そもそもサウンドがサンバじゃないし! と思ってた」と告白。その後、郷は「でもお嫁サンバがあったから、『GOLDFINGER '99』の<A CHI CHI A CHI>も抵抗なかった」と語り、「HIROMI GO 70' クラシックメドレー」として往年の名曲たちを熱唱。「男の子 女の子」、「誘われてフラメンコ」、「セクシー・ユー(モンローウォーク)」、「マイレディー」、「How manyいい顔」、「バイブレーション (胸から胸へ) 」、「禁猟区」、「よろしく哀愁」といった楽曲を歌い上げた。


 続くゴールデンボンバーは、新曲「死 ん だ 妻 に 似 て い る」について、鬼龍院翔が「紅白には出れなそうな雰囲気がありますね。でも道を歩いていたら降りてきたんです。今彼女が居るけど、昔の妻に似ていると言い出せない女心を歌ってる曲で…」と熱弁。しかし、同シングルが、メンバーの体臭付きカード+CDという販売形態でリリースされることについて、Perfume・かしゆかが言及すると、ユースケは「もうゴールデンボンバーは解散するんじゃないか」と心配し、解散を否定したバンドは同曲を歌い上げた。


 4番手のLAGOONは、MIORIこと女優の滝本美織を介する5人組バンド。出番前には滝本がバンドについて「それぞれが他の職業をしながらやっているバンド。例えばベースのNANA.は救急救命士で、キーボードのYUKINOはカフェ店員で…」と解説し、MIORIと高橋久美子(ex.チャットモンチー)の共同作詞曲である「KNOCKED-OUT BOY」をパフォーマンスした。最後に登場したアカシックは、理姫(ボーカル)が「やるっきゃ内閣!」とユースケが戸惑うほどのテンションで意気込みを語ると、6月3日にリリースするメジャーデビューミニアルバム『DANGEROUS くノ一』から、「CGギャル」を披露し、番組が終了した。


 最新のJ-POPアーティストがトークとパフォーマンスを繰り広げた今回の放送。次回はSHOW-YA、ナオト・インティライミ、高橋優、シシド・カフカ、シナリオアート、東京パフォーマンスドール、さんみゅ~、THE HOOPERSをゲストに迎える予定だ。(向原康太)