ジェンソン・バトンは、カナダGPのジル・ビルヌーブ・サーキットはマクラーレン・ホンダと相性のいいサーキットではないため、モナコGPより苦労することになると予想している。
モナコでフェルナンド・アロンソはマシンに予選、決勝共にトラブルが発生し、完走を果たせなかったものの、バトンは予選ではQ3進出に迫り、決勝では8位でフィニッシュ、チームにとって今年初入賞を成し遂げた。
バトンはチームが毎戦進歩していることにポジティブな感触を持っているものの、次のカナダはパワーが重要なサーキットであり、今のマクラーレン・ホンダは厳しい戦いを強いられることになると認めた。
「開幕戦では後方グリッドにつくことになったけれど、それに比べると今は予選でかなり前の方に来ている」とバトン。
「1戦ごとに予選順位がいくつか上がっている。前にどんどん近づいていて、毎戦前進しているんだ」
「でも次のレースではパフォーマンスが向上することはないと思う。ロングストレートが多い場所だからね。僕らに向いているサーキットではないんだ」
「そうはいっても実際どうなるかは分からない。ポイントを取れる可能性はないわけではない」
「カナダで入賞するのは簡単なことではない。でもその後のオーストリアでアップデートが導入される予定だ」
「シーズン中、もっと安定したペースでパフォーマンス向上を成し遂げていきたい」