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体のラインを美しく見せる立ち姿・座り姿

2015年06月01日 00:02  オズモール

オズモール

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同じような体型で似たようなファッションをしていても、人によって洗練されて見えたり、逆に野暮ったく見えたりすることってない? イメージコンサルタントとして活躍する丸田久美子さんによると、立ち姿や座り姿によって人に与える印象が異なるだとか。

「どんなにスタイルがよく、オシャレをしていても立ち姿や座り姿の印象が悪ければ、美しく見えないもの。少し意識するだけでボディラインがきれいに見えて、パッと見の印象が大きく変わります」(同)

そこで、丸田さんに、「美しく見える立ち姿」と「ボディラインを美しく見せる座り姿」を教えてもらった。

◆ボディラインがスリムに見える立ち姿

(1)両足のかかとをつけてつま先を軽く開く。
(2)片側の足を少し後ろにずらし、同じ側の腰も後ろに引いて、重心を後ろ側の足におく。

体を正面に向けるよりも腰を引いて斜めにすることで、シルエットがスリムに。片足に体重をのせる際には、全体重をのせることもポイント。体重を片足だけにのせると、モデルのようにファッションも洗練されて見えるのだそう。ただしビジネスシーンでは、腰は正面に向けるようにして。

なお、腰を正面に向けてさらに足の外側に体重をのせる外側重心だと脚のラインがO脚になり、横に広がって見えることに。また女性は内またにもなりがちだけど、後ろから見るとお尻が横に広がって見えるので要注意。

◆ボディラインがスリムに見える座り姿

(1)椅子に浅めに腰かけ、両ひざとかかとをつけてつま先は軽く開く。
(2)両足を半歩前に出す。さらに片足をやや後ろに引くと、脚がほっそり見える。

座っているときはいつも両ひざをつけるように意識していると、太ももやふくらはぎの外側についた余計な筋肉がなくなり、脚のラインがスラリとしてきれいになるというメリットもあるそう。逆に両足を後ろに引くと落ち着きがなく幼い印象になり、脚が短く見えてしまうばかりか、ひざが開きやすいので気を付けて。

いつどこで見られていてもいいように、立ち姿や座り姿は常に意識して。そのうち意識しなくても自然にできるようになっているはず!




丸田久美子
イメージコンサルタント、ウォーキングインストラクター、メイクアップインストラクター。ミスインターナショナルの公式トレーニング校「ICBインターナショナル」の講師として活躍するほか、客室乗務員やモデルなどの指導も数多く行っている。