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北京五輪で注目された中国の現代美術家 7年ぶり大規模個展が上陸

2015年05月31日 15:02  Fashionsnap.com

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北京オリンピックで注目された中国を代表する現代アーティスト蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい こっきょう)が、展覧会「帰去来(ききょらい)」を横浜美術館で開催する。中国の文化や歴史、思想から着想を得て、火薬の絵画、独創的な花火、ランドアート、インスタレーションなど様々な作品を発表している同氏による、日本では7年ぶりの大規模個展となる。

中国の現代美術家 7年ぶりに上陸の画像を拡大

 「帰去来」は、日本初公開となる近年の代表作「壁撞き(かべつき)」をはじめ、大規模な火薬による平面作品や、テラコッタによるインスタレーションといった新作も展示する。会期は7月11日~10月18日。
 蔡國強は、1957年、福建省泉州市生まれ。上海戯劇学院で舞台美術を学び、1986年末に来日し、筑波大学・河口龍夫研究室に在籍した。火薬の爆発による絵画を発展させるなど、日本での約9年にわたる創作活動を経て、1995年以降はニューヨークに拠点を移して精力的に活動中。2008年の北京オリンピックでは開会式・閉会式の視覚特効芸術監督として花火を担当し、その様子は世界中に中継され注目を集めた。
■蔡國強展:帰去来 会場:横浜美術館 会期:2015年7月11日(土)~10月18日(日) 休館日:木曜日 開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで) ※夜間開館:9月16日(水)、9月18日(金)は20:00まで開館(入館は19:30まで) 特設サイト