「セックスの最中、彼にリードしてもらう分にはいいのですが、完全に相手まかせのいわゆる“マグロ”状態にならないようにしましょう。あなたがやるものでしょ、という非協力的な態度をされると、男性も空しく感じるはず」
セックスはあくまでも2人で協力し合って楽しむもの。積極的に攻めるとまではいかなくても、細やかに反応してあげることが大切なはず。声の出し方にしても、ワンパターンではなく、いろいろなバリエーションをつけてみるなど、敏感に感じているのをその瞬間に表すのがコツ。では、セックスをする以前の準備段階で、意外と見落としがちなポイントは？
「当たり前なようですが、体を清潔にしておくことです。むだ毛処理も甘くなっていないかチェックを。剃ってから2?3日後のちくちくする感触には男性も敏感で、けっこう気になってしまうようです。肌触りはとても大事な要素なので、すべすべ肌でいられるようにお手入れしたいですね」（同）
肌のすべらかな感触は、彼の気分をいっそう盛り上げるプラスの効果があるとか。逆に、そうしたケアがいい加減になっていると、幻滅されてしまうことにも。また、意外と男性ウケしないのが、香水などの香りなのだとか。
「香りは本能にはたらきかけるので、そのぶん、好き嫌いもはっきりするもの。もし彼が好きじゃない香りだとしたら、かえって気分が冷めてしまいます。彼もお気に入りの香りをほんのり香る程度につけてもいいと思いますが、つけすぎには注意。男性は素肌そのもののにおいに興奮するので、ちゃんと清潔にさえしておけば、セックスのときに香水は必要ないかもしれませんね」（同）
お互いが気持ちよくなるセックスのためには、お手入れもプレイも手抜きをしないのがマナー。ばっちりボディケアをしておけば、自信を持ってポジティブにラブライフを楽しめるはず！
OLIVIA
ラブライフアドバイザー。2003年より、「触れ合うことの癒し効果」と「美容と健康」を研究すべく、アロマセラピストとして活動開始。2007年からセックスアドバイザーとして活動開始。2010年よりラブライフアドバイザーに改名。性行為だけでなく、食生活やメンタルケアを含む生活全般の「ラブライフ」の在り方を提唱する。ラブライフを楽しむための講座や、サロンでのアロマトリートメントも行っている。著書『最高に気持ちがいい！感じるセックス、飽きないセックス』（実業之日本社）など。
