スーパーGT300クラスで活躍する藤井誠暢と、昨年ポルシェ・カレラカップ・ジャパンのジェントルマンクラスで王座を獲得した星野敏が、KCMGとD’stationがコラボしたKCMG × D’station Racingから31日のル・マン公式テストデーに参加する。
WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦しているKCMGは28日、スーパーGTやスーパーフォーミュラなど国内レースのサポートを行っていることでも知られているアミューズメント企業のD’stationとのコラボレーションを発表。31日に開催されるル・マン24時間のテストデーに、KCMG × D’station Racingとして49号車オレカ03R・ジャッドを投入することを明らかにした。
47号車オレカ05・ニッサンでWECにフル参戦しているKCMGだが、ル・マン24時間のエントリーリストでは、この49号車オレカ03Rもリザーブ1として名を連ねている。そのドライバーとして、藤井と星野、そして元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンがラインナップされている。
日本のファンにとっても注目の1台となるこのマシン。本戦に参戦できるのかどうかも非常に気になるところだが、31日のテストデーには、47号車オレカ05とともにこの49号車オレカ03Rも参加する。
また今回、その49号車のカラーリングも公開。国内でもおなじみの、グリーンとマットブラックにレッドが彩られた外観が明かされた。ドライバーとして名を連ねている藤井は「KCMG×D’station Racingとともに憧れのルマン24時間レースへ挑戦できる可能性がある事にとても興奮しています」と期待感を語る。
「今はまだリザーブリストではありますが、24時間レースへの出場へ向けて今週末のテストデーで十分な走行を重ねたいと思っています」
「これまで日本のスーパーGTをメインフィールドとして活動してきましたが、ドバイ24時間、デイトナ24時間等、海外での24時間レースにも挑戦してきました。もし出場枠が得られた場合、これらの経験をル・マン24時間に活かして、自分の役割に集中したいと思っています」