映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』のスペシャルドラマが今秋にTBS系で放送されることがわかった。
スペシャルドラマ『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』には、図書館の自衛組織である「図書隊」の鬼教官・堂上篤役の岡田准一をはじめ、映画の主要キャストが出演。監督も映画と同じく佐藤信介が務める。原作小説の持つラブコメディー要素を多く盛り込み、図書隊員の日常や恋愛模様が描かれる。
あわせて映画とドラマに出演する追加キャストも発表。今回出演が明らかになったのは、福士蒼汰が演じる図書隊タスクフォースのエリート隊員・手塚光の兄で、タスクフォースの壊滅を目論む手塚慧役を演じる松坂桃李、栗山千明が演じる柴崎麻子が惹かれる学芸員・朝比奈修二役の中村蒼、田中圭が演じる小牧幹久の幼なじみで、聴覚に障がいのある中澤毬江役の土屋太鳳。
10月10日から全国東宝系で公開される『図書館戦争-THE LAST MISSION』は、有川浩の小説『図書館戦争』シリーズをもとにした作品で、昨年公開された『図書館戦争 LIBRARY WARS』の続編。メディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行された近未来を舞台に、手塚慧が仕組んだ罠によって検閲実行部隊「良化隊」の急襲を受けた図書隊の隊員たちが隊の存続をかけた戦いに挑む様を描く。
■岡田准一のコメント
図書館戦争の続編は映画だけではなく、ドラマもあります。原作ファンの方のみならず、初めて観ていただく方にも楽しめるようになっていると思います。新キャストの方々も加わった、図書館戦争の世界を是非楽しんで下さい。
■松坂桃李のコメント
今回、シリーズ二作目からの参加になるのですが、主演の岡田准一さんをはじめのキャストの皆さん、佐藤組のスタッフの皆さんの多くが、以前一緒にお仕事をした方たちばかりだったので、変な緊張もなくスッと入ることが出来ました。新しい登場人物の手塚慧として、本作のいいスパイスとして存在出来たらと思っております。
■中村蒼のコメント
大きな作品のプロジェクトに参加できてとても嬉しく思っています。完成されたところに入るのはとても緊張しますが、現場の雰囲気が素敵で、居心地がよかったです。映画にも繋がる大切なドラマなので多くの方に観てもらいたいと思います
■土屋太鳳のコメント
「本があるからこそ出会える未来があるんだ…!」と感動した「図書館戦争」。その世界に生きることが出来て、とても幸せです。実は高校生の頃、図書館で出会い何度も読んだ本が、原作に登場する、毬江ちゃんの愛読書と同じ本でした。聴覚を失う厳しい演技は本当に難しいですが、私の家族が毬江ちゃんと同じ突発性難聴で右の聴力を失っているので、一緒に歩んだ家族としても、誠実に心をこめて演じました。見守って頂けたら嬉しいです。
■有川浩のコメント
「図書館戦争プロジェクト」の全貌を、『図書館戦争』を愛して下さっている皆さんにお伝えできる日を、誰よりも心待ちにしてきたのは私だと思います。映画続編とスペシャルドラマ。『図書館戦争』という作品を、簡単には成立し得ない一大プロジェクトにしてくださったキャストさんスタッフさん、そしてお客様には感謝しかありません。松坂さん、土屋さん、中村さんをはじめとする新キャストの方々が、映像化をさらに魅力的なものにして下さると確信しています。皆さんと一緒に、このプロジェクトを思う存分楽しめたらと思います。