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KKBOX、デジタル権利団体・Merlinと契約 海外インディー系楽曲の配信強化へ

2015年05月28日 13:31  リアルサウンド

リアルサウンド

(左)KKBOX Senior Vice President ジョセフィン・チェン氏、(右)Merlin CEO チャールズ・カルダス氏。

 音楽配信サービスを展開するKKBOX社が、インディペンデント系音楽レーベルのデジタル権利団体・Merlinと契約合意したことを発表した。


 KKBOXは2004年10月から音楽配信サービスをスタート。現在、日本/台湾/香港/シンガポール/マレーシア/タイ/マカオのアジア7テリトリーで展開し、2,000万曲以上の楽曲を配信。1,200万人のリスナーに利用されており、Merlinは世界40カ国、20,000に及ぶインディペンデント系音楽レーベルのデジタルディストリビューションをおこない、3大メジャーレーベルに次いで全世界のデジタル配信マーケットで10%以上のシェアを占めている団体だ。


 今回の契約は、Merlinが初めてアジアで展開していくための試みであり、MerlinのCEOを務めるチャールズ・カルダス氏は「世界中のMerlinのメンバーやアーティストに対して、アジア各テリトリーにおけるデジタル音楽配信の収益をもたらすことになる」とコメント。また、KKBOXのSenior Vice Presidentであるジョセフィン・チェン氏は「KKBOXのリスナーに更なる音楽体験をもたらすことに喜びと興奮を感じている」と語っている。


・Merlin CEO チャールズ・カルダス氏のコメント


Merlinはまさにグローバルな組織です。そして、我々はKKBOXとパートナーになれたことを大変光栄に思います。この契約により世界中のMerlinのメンバーやアーティストに対して、アジア各テリトリーにおけるデジタル音楽配信の収益をもたらすことになるでしょう。


・KKBOX Senior Vice President ジョセフィン・チェン氏のコメント


Merlinの有するインディペンデント系音楽が、KKBOXのリスナーに更なる音楽体験をもたらすことに喜びと興奮を感じます。私たちは今後も楽曲カタログを増やし続け、音楽とテクノロジーの発展とともにインディペンデント系アーティストの楽曲や作品を紹介していきます。