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AKB48島崎遥香、後輩の込山榛香に辛口アドバイス「自分のこと『こみ』って言うのやめたら?」

2015年05月27日 13:31  リアルサウンド

リアルサウンド

AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

『AKBINGO!』の5月27日放送分にて、AKB48のメンバーによる「美文食堂」が行われた。


(参考:AKB48北原里英、NGT48移籍を語る「長い人生の中で、他の土地に行くのも楽しい」


 同企画は、料理をテーマに最も心を打つ作文を書いたメンバーのみ最高級のグルメをゲットできるというもの。審査員には小説家の西村堅太、ピースの又吉直樹、北原里英の3人が『美文倶楽部』として、それぞれの作文に対して厳しい視点から判定を下し、最優秀美文メンバーを決定した。


 冒頭、又吉が「カレーと文章は合う。カレーは本を読みながら食べやすいから」という、神保町にカレー屋が多いことに通じるような自論を展開したあと、メンバーが『カレーライス』をテーマに最高級グルメの『特選黒毛和牛のスペシャルビーフカレー』を奪い合った。トップバッターの大島涼花は、周囲のメンバーが不安視するなか、案の定カレーのレシピをそのまま作文として展開。メンバーがぼう然とするなか、又吉は「段落ごとに言葉を繋げると、『私は、次は、完成です。』という言葉になり、『私は今はクソガキですが、次は完成しますよ。』という暗号が隠されている」とまさかの深読みをし、高い評価を得た。


 2番手の込山榛香は「パパへのプレゼント」として、父の日に手作りのカレーライスをプレゼントしたという内容を読み上げた。しかし、そのカレーをGoogle+に掲載していたことや、文章内で「料理は苦手だけど頑張りました」「にんじんは小さめに切りました」と読み上げたことについて、メンバーや北原から「あざとさの塊」というヤジが飛んだ。


 また、薮下柊(NMB48)が「林間学校」をテーマにした、3分で考えた文章を読み上げると、西村は「意外と好き。ちゃんと構成がまとまっている」と高評価。続く達家真姫宝はダイエットを意識してカレーを食べられないが、愛はあるといった文章を発表すると、北原は「その歳から『小麦粉は太るから』とか言ってたら、島田(晴香)は何も食べられない」と指摘した。しかし又吉は「カレーを通して子供から大人に変化して行くことを表現している」と解釈し、メンバーの笑いを誘った。


 最後に発表を行った中野郁海は、母のカレーについての文章を音読。中野は「母親のカレーが一番幸せな味がする。何でだろう?と思い、お母さんに聞いたら、それは愛が入っているからだよと言ってくれました」という家族愛を感じさせる文章を書き、スタジオ内が温かな雰囲気に包まれたところでコーナーが終了した。


 番組後半は、島崎遥香が某ドラマをパロディにした『Dr.パル太郎』のコーナーをオンエア。込山が精神科医役の島崎に「番組の影響で、ファンの方や周囲から『島崎遥香の天敵』と言われる。どうしたら島崎さんと仲良くなれますか?」と相談すると、島崎はしばらく沈黙し、冷めた目で「……自分のこと、『こみ』って言うのやめたら?」と言い放ち、込山は強制退場させられた。


 番組の最後では、美文食堂の最優秀美文メンバーを発表。西村が薮下の名前を読み上げ「我々には書けない文章だからこその魅力があった」と評価した。見事栄冠を手にした藪下は、高級カレーに舌鼓を打ち「かたじけない」と感想を述べて番組が終了した。


 メンバーの性格が染み出るさまざまな文章が読み上げられた今回の放送。次回は「美文食堂(後編)」がオンエアされる予定だ。(向原康太)