SEKAI NO OWARIの新曲“ANTI-HERO”“SOS”が、前後編2部作として公開される映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』の主題歌になることがわかった。
SEKAI NO OWARIが実写版映画『進撃の巨人』のために書き下ろしたという“ANTI-HERO”“SOS”。前編の主題歌となる“ANTI-HERO”のレコーディングは、アメリカでgorillazやKASABIANのプロデューサーであるDan the Automatorと行われ、後編の主題歌となる“SOS”は、イギリス・ロンドンでSigur Rós作品のプロデュースで知られるKen Thomasと共に制作された。なお、“ANTI-HERO”は7月29日にリリースされるシングル『ANTI-HERO』に収録。“SOS”は現時点ではリリースが未定となっている。
“ANTI-HERO”の作詞を手掛けたFukase(Vo)は、「今回、映画 進撃の巨人のタイアップ用に書き下ろさせて頂いたANTI-HEROという楽曲のテーマは『悪役のラブソング』です。大切な人を守るときに、躊躇いたくない、世間の目なんか気にしたくない。という気持ちから書き始めました」とコメント。
また、“SOS”の作詞を担当したSaori(Pf)は、「戦いがテーマであるこの映画を見て、『誰かを守ることは自分を守ることと同じなんだ』という歌詞を書きました。映画の最後にこの曲を楽しんで頂けたら、嬉しいです」と語っている。
映画『進撃の巨人』は、2009年から『別冊少年マガジン』で連載されている諫山創による同名漫画の実写版。キャストにはエレン役の三浦春馬をはじめ、ミカサ役の水原希子、アルミン役の本郷奏多、ジャン役の三浦貴大、サシャ役の桜庭ななみ、ハンジ役の石原さとみ、映画版のオリジナルキャラクターとなるシキシマ役の長谷川博己らが名を連ねている。
■三浦春馬のコメント
SEKAI NO OWARIさんのこれまでとはまた違った世界観を持った楽曲で、「進撃の巨人」の内なるテーマが歌詞と、リズム・メロディーで絶妙に表現されています。聴けば聴くほど、不思議な魅力に取り憑かれるような中毒性のある素敵な楽曲だと感じました。