2015年05月26日 16:01 リアルサウンド
キーボーディスト兼プロデューサーのSWING-Oが、新たなプロジェクトを音声ファイル共有サービスであるサウンドクラウドで展開している。
昨年、自身の45歳の誕生日イベント『45 Fes』をおこなった際、ピアノ伴奏とラッパーがコラボしたのをきっかけに、後にリリースされたライムスターのベストアルバム『THE R』にはSWING-Oのピアノ伴奏のみの「ちょうどいい」「It’s a new day」が収録された。今企画は"オープンマイク”としてSWING-Oがアップした24小節のピアノ伴奏を自由にダウンロードし、それにラッパーが自由にリリックを乗せ、同サイトに再アップするというもの。このアカウントはパスワードも公開されており、レコーディングしたものは自分をアップする事が可能で、様々な人に聴いてもらう機会を得る事が出来る。
第一弾はKendrick Lamarの話題曲と同ネタ(The Isley Brothers)だ。すでにSUIKAのタカツキやTOKYO TRIBEにも出演していた大袈裟太郎もアップしている。今後はこのシステムを英語で世界中のラッパーにもインフォメーションしていく予定で、世界中のラッパーやリスナーとの交流の場となりそうだ。
<SWING-Oコメント>
この24小節でもって、色んなラッパー/詩人の作品を発表しあうって面白くない? それもアカウントを皆で共有すれば同じ元ネタで、皆がどう自己表現するのか?を聴くことが出来る。そんな試みを始めてみようと思います。直接参加をお願いしてる人も多々います。プロアマ学生問わず、同じ素材でスキルやフロウやストーリーを競う、そんな場を提供しよう!て話。ラッパー/詩人じゃない人も、興味をもってくれたなら是非シェアしてね!!!