『別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」』が、7月18日から大分・別府市内各所で開催される。
3年に1度開催される『混浴温泉世界』は、美術やダンスを中心としたプロジェクトが行われるアートイベント。総合プロデューサーを山出淳也、総合ディレクターを芹沢高志が務め、今年は「世界は不思議に満ちている」をテーマに掲げている。
2つのツアー型アートプロジェクトを中心に開催される『混浴温泉世界2015』では、現在は使われていない建物や路地裏などに展示されたアーティストの作品を鑑賞しながら別府の町を巡る『アートゲートクルーズ』、街全体を舞台に国内外のダンサーがパフォーマンスを披露する『ベップ・秘密のナイトダンスツアー』が行われる。
また、2009年の同イベントで開催された『わくわく混浴アパートメント』の発展形で、デパート全体を使った展覧会『わくわく混浴デパートメント』では、約200人のアーティストが展示、ライブペインティング、パフォーマンスを実施。さらに、元ストリップ劇場の「永久別府劇場」を会場に、パフォーマンスアーティストらが手掛けるお化け屋敷『永久別府劇場・恐怖の館』のプロジェクトも開催される。
参加作家には、『アートゲートクルーズ』に参加する大友良英、クワクボリョウタ、蓮沼執太、枝史織、『ベップ・秘密のナイトダンスツアー』に参加する北村成美、鈴木ユキオ、吟子、Monochrome Circus、ANTIBODIESほか、『わくわく混浴デパートメント』に参加する遠藤一郎らが名を連ねている。参加作家や各プロジェクト、スケジュールなどの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。