「ディオール(Dior)」が、初のヴァーチャル・リアリティヘッドセット「ディオール アイズ(Dior Eyes)」の開発を発表した。ヘッドセットを装着することで、レディ トゥ ウェアのファッションショーの裏側を見ることができる。日本でも6月17日から伊勢丹新宿店のディオールコーナー(1F 化粧品売り場)で期間限定の導入が予定されている。
DiorがVRヘッドセットを開発の画像を拡大 ヴァーチャル・リアリティヘッドセットは、装着することで、その場にいるかのような臨場感を体験できる装置。ブランドはヘッドセットを企画するにあたり、イメージ図を起こす段階から製品化に至るまで全工程に携わったという。「ディオール アイズ」にはヘッドフォンが内蔵されており、視覚と聴覚からショーの裏側を見ることができる。本体は、マットブラックでブランドロゴが施されており、3Dプリンターにより製造された。また、着用者の頭の動きに連動して現場の映像が360度展開され、Youtubeの動画ではショーのバックステージでモデルにメイクを施すクリエイティブ&イメージディレクターのピーター・フィリップス(Peter Phillips)などの姿が映し出されている。