タスマニア原生地域は、オーストラリア大陸の南に浮かぶタスマニア島西部にある原生林エリア。
ここは世界遺産であると同時に、オーストラリア屈指の観光スポットとしても有名だが、この地に古くからある建物をリノベーションした宿泊施設がいま人気だそう。
大自然のなかのデザイナーズホテル「THE PUMPHOUSE」は、かつて水力発電計画の一部として建てられた建造物。
20年もの長い間放置されていたこの施設を、同じくタスマニア州を拠点とする建築デザイン事務所「Cumulus Studio」が、新たに生まれ変わらせたのだそう。
このゲストハウスにたどり着くには、岸から伸びる250mもの橋を歩いて渡るしかないのだが、それがこのホテルに宿泊する醍醐味でもある。
真っ直ぐ伸びた橋の終点には、原生地域を望む湖上のゲストハウスと、静かな時間が待っている。
「THE PUMPHOUSE」には1階と2階にゲストルームが1つずつ、そして最上階には2つのゲストルームを用意。
各部屋にはシンプル&モダンなセンスの良いインテリアが施され、とても居心地が良さそうな雰囲気。
ベッドボードはタスマニア原産の天然板が使われており、美しい木目が印象的だ。
共有のリビングスペースには暖炉もある。
周りは手付かずの自然が残されているため、ときにはこんなかわいいお客がやってくることも。
トレッキングや釣りを楽しみにここを訪れる人も多いという「THE PUMPHOUSE」の宿泊料は、シーズンによって異なるが、今の時期だとひと部屋が大体3万円~4万5000円程度だそう。
夏休みを利用してオーストラリア旅行を企画しているなら、一見の価値ありかも。
PUMPHOUSE POINT
http://www.pumphousepoint.com.au/
・旅行(まとめ)