2015年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは4位、ダニール・クビアトは5位だった。
ダニエル・リカルド 予選=4位
「がっかりしている。3位を獲得できたはずだったからね。最後のラップをスタートする時に来たピットウォールからの指示に誤りがあり、それによってチャンスを失った。モナコではグリッドポジションがひとつ上がるだけでメリットが大きい」
「それでもいい位置ではあるからアタックすることはできる。明日の決勝では表彰台を狙っていくよ。このサーキットを走るのが大好きなんだ。縁石を使って格闘しなければならないけれど楽しい。明日はエンジョイしていくよ」
「チームは僕が実際とは違うエンジンモードで走っていると思った。それで標準的な変更をするよう言ってきて、それによって正しいモードでなくなってしまった」
「ラップをスタートする時、パワーが低下するのを感じた。それで間違ったモードだと気付いた。すぐに戻したんだけど遅かった。ターン1までにコンマ2秒失ったんだ」
「すべてが遅かった。いつもはスイッチを変える指示はターン16あたりで来るから、十分時間がある。でも今回は最後からふたつめのコーナーで指示がきたから、あわててスイッチをいじった。そしたら最終コーナーを抜けた時に、パワーが適切な状態でないことに気付いた」
「3位に入れたはずだ。これ以上ないほどがっかりしている。でもエンジニアたちのために公平に言えば、こういうことが起きたのは初めてだ」