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AKB48北原里英、NGT48移籍を語る「長い人生の中で、他の土地に行くのも楽しい」

2015年05月24日 13:21  リアルサウンド

リアルサウンド

AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

 AKB48グループのメンバーによるトークドキュメンタリー『AKB48旅少女』(日本テレビ系)。5月24日放送回では、AKB48の大家志津香と高城亜樹、そしてNGT48移籍が決定した北原里英による「新潟の良いところをめぐる旅」がオンエアされた。


(参考:AKB48北原里英、“ヒマ”な現状明かす「明日も明後日も休みだから、今年は過労気味になりたい」


 同番組は、AKB48のメンバーが毎回異なる括りの数人で旅に出るトークドキュメンタリー。アイドルとして日々奮闘するメンバーが、まるで本当のオフのように仲間との時間を楽しむ旅をするという企画だ。冒頭、北原と大家のもとへ高城が車で登場し、彼女の運転による最初の目的地へのドライブがスタート。車中では大家が「(『春の大組閣』での)移籍発表のとき、事前に言われてなかったのがショックだった」と語ると、北原は「みんなに言わないでおこうと思って。でも、あきちゃ(高城)は過呼吸になる可能性があったから、前の日の夜に伝えた」と弁解した。


 続けて、北原は移籍のウラ側について「発表の2週間くらい前に打診されて、気が変わらないうちにと思って秋元(康)先生に返事したのに、『考えます』という返事が来たから、結局行くのか行かないのか当日まで分からなかった」と告白。これに対し、大家は「(愛知県出身なのに)SKE48ができた時には『東京に出てきたから行かない』って言ってたじゃん」と痛い部分を突くと、北原は「SKE48の立ち上げのときはまだAKB48に入ってすぐだったから。今は長い人生の中で他の土地に行くのも楽しいし、秋元先生が直接『北原、やらないか?』って言ってくれたことだから」と、キャリアを重ねたなかで至った考えだったと明かした。


 その後、本町6番街に到着した3人は、新潟名物のへぎそばを食べることに。食事が終わると、北原は「これだけ美味しいものがある新潟なんだけど、2人は移籍する気になった?」と突然の勧誘。この誘いに大家は「うちら行ったら100%浮くよね?」と謙遜してみせた。


 番組後半では、角田浜で大家が昔の携帯電話で撮影した「地方組(北原・大家・指原莉乃・中西優香)」の動画を見ながらトークを展開。北原は「毎日レッスンがハードだったのに、夜な夜な動画を撮って遊んでた」と当時の思い出について語ると、続けて「リビングで基本的には全員で過ごしてたけど、1人になりたい子がお母さんに電話したりする“病み部屋”があった」と共同生活の中で生まれた傷のいやし方を明かした。また、大家は北原について「当時はめっちゃ推されて『学校へ行こう! MAX』にも出たりしてたから、このままブレイクするかと思ったけど、そうでもなかった」と語ると、北原は「失敗例だけど、すがりついてるよ」と開き直ってみせた。


 番組の最後、旅館に到着した3人は、旬の食材を集めた懐石料理を食べることに。各々が味の感想を述べると、高城が現在のAKB48について「JKTから帰ってきたときに『私の知ってるAKBじゃない』と思った」と告白し、北原から「世代交代は何においても大事じゃん?」となだめられた。続けて大家は「もっと先輩感を出したい」と語ったことをきっかけに、後輩への不満をそれぞれが吐露。まずは大家が「話したことないメンバーに『しーちゃん』って言われたり、『すっぴんヤバい』みたいなことを言われるとナメられてると思う」と告白すると、北原は「腹黒キャラで売ってるたつまき(達家真姫宝)は、最初こそ『LINE教えてください』とか『服ください』とか言ってきてたのに、『希望的リフレイン』で私が選抜落ちしてから全然来なくなった」とボヤき、番組が終了した。


 新天地で活躍する北原の決意が明らかになった今回の放送。次回は高柳明音(SKE48)、東由樹(NMB48)、梅本泉(HKT48)による「カメラが好きすぎるメンバーの旅」がオンエアされる予定だ。(向原康太)