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スーパーフォーミュラ岡山:朝のフリー走行はロシター首位。ポールシッターの石浦がストップ

2015年05月24日 12:10  AUTOSPORT web

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朝のフリー走行でトップタイムをマークしたジェームス・ロシター(KONDO RACING)
全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦岡山は24日、決勝前のフリー走行が行われ、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)がトップタイムをマークした。一方、ポールシッターの石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)は、序盤にコース脇にストップしセッションを終えている。

 終日雲に覆われた前日とは打って変わって、朝から青空ものぞく天候となった決勝日の岡山国際サーキット。7年ぶり行われる国内トップフォーミュラの決勝レースに向けて、まずは9時10分から30分間のフリー走行が始まった。

 各車ともセッション開始直後からコースへと向かうと、午後の決勝に向けて多くのマシンが連続周回を交えながらの走行を行っていった。予選でフロントロウにつけた野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も5周ほど連続した周回を行っているほか、セカンドロウに並ぶ山本尚貴(TEAM無限)と小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)はともに10周に及ぶ周回を実施している。

 一方、前日の予選で1分12秒429をマークしてポールポジションを獲得した石浦は、開始から10分弱というところで、9コーナー付近のコース脇にストップ。どうやらエンジンの制御系のトラブルとのことで、そのままセッションを終えることとなり、周回数は4周にとどまった。

 また、開幕戦を制するも、今回は予選Q2敗退を喫したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)もセッション中盤にスロー走行を喫し、チェッカー間際までピットで作業を受けることに。そして、中嶋一貴に代わって1号車をドライブしている大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM’S)も、残り10分というところでストップ。それぞれの原因は不明ではあるが、トヨタ陣営のトラブルが相次ぐこととなった。

 セッションのトップタイムは、1分15秒台で推移。最終的に18周をこなしたロシターが10周目にマークした1分15秒528がこのセッションのトップタイムとなった。2番手に小暮卓史(DRAGO CORSE)、3番手伊沢拓也(REAL RACING)と続いている。

 なお、ストップを喫した石浦と大嶋は、フリー走行後のサーキットサファリではコースインを果たし、走行を行っている。

 スーパーフォーミュラ第2戦岡山の決勝レースは、15時よりスタート予定となっている。