2015年05月24日 01:41 弁護士ドットコム
同性婚を認めるべきか否かーー。世界的な注目を集めたアイルランドの国民投票は「同性婚の法制化」に賛成する票が多数になる見通しだ。
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同性婚を認める憲法改正の賛否を問う国民投票は5月22日に実施され、翌23日朝から開票作業が進められているが、「賛成」がかなり優勢な状況で、欧米の主要メディアはこぞって「賛成多数の見通し」と報じている。
公共放送「アイルランド放送協会」は、ネット中継で歓喜の声を上げる賛成派の様子を報じている。最終結果はまだ判明していないが、国民投票の公式サイトによると、日本時間24日午前1時時点で、賛成63%、反対37%と大きな差がついている。
「同性婚」について国民投票が行われるのは世界初。アイルランド放送協会によると、アイルランドのフランシス・フィッツジェラルド法務大臣は、「世界に対して、大きなメッセージになる」と述べた。今後、同性婚のための法律整備が行われ、今夏には同性婚が現実のものになる見通しという。
(弁護士ドットコムニュース)