2014年秋冬シーズンにスタートしたウィメンズブランド「ハウス_コミューン(House_Commun)」がブランドを刷新し、再スタートを切る。フレームジャパンから親会社であるバロックジャパンリミテッドに移管し、「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」のPRマネージャーとして活躍した下中美穂子がディレクターに就任。ベーシックアイテムを再考し、進化を続けるものづくりを目指す。
「ハウス_コミューン」の新ディレクターの画像を拡大 「ハウス_コミューン」はNY在住のエディー・ヴァンナークをクリエイティブ・ディレクターに迎え、既成概念にこだわらないクリエイションを特徴としたデザイナーブランドとして立ち上げられた。バロックジャパンリミテッドへの移管を機に、同氏によるコレクションは1シーズンのみで終了し、2015年春夏から新体制を組織。2015-16年秋冬シーズンが本格始動となる。
新生「ハウス_コミューン」は、着心地・品質・ディテール・佇まいを重視したウェラブルなブランドへと転換。上質な素材を追求し、メンズウェアを手掛けるパタンナーにより意思のあるウィメンズウェアに仕立てることで、「本物志向の女性が納得いく本物」を提供する。航空会社勤務の後、セレクトショップやブランドのPRを経てきた下中は、「生地選びには妥協せず、工場や産地に出向くようにしている」といい、夫で「エヌハリウッド(N.HOOLYWOOD)」のデザイナー尾花大輔について「夫は良きアドバイザー。頼りにしている」と話している。
【画像】ハウス_コミューン 2015年秋冬コレクション