インターネットを通じてそうした米が中国から輸入されているという噂が巷で流れていることに、このほどシンガポールの「農産物・家畜庁(Agri-Food and Veterinary Authority of Singapore)」は、「“プラスチック米”は入ってきていません。我々は輸入米の定期的な検査をしっかりと行っており、そのような粗悪な輸入食品が市場に出回ることはありません」と説明するなど消費者の不安の払拭に努めている。
ただしマレーシアの「農業・農業関連産業省(Ministry of Agriculture and Agro-Based Industry)」は、「そうしたニセ米が流入しているという情報はありません。また仮に輸入されたとしても、ターゲットは大規模な食料品販売店ではなく個人の小さな食料品店やレストランでしょう」と回答しており、シンガポール当局が見せるほどの緊迫感はなぜか感じられない。