このほどダブリンで開催された「欧州内分泌学会議(European Congress of Endocrinology)」において、“マリファナは思春期の早めの発現を刺激する作用があるが、最終的には体の成長に歯止めをかけている。マリファナを吸っている子と吸っていない子では、いずれ身長に大きな差が出る”と発表したのは、パキスタンの「Pir Mehr Ali Shah Arid Agriculture University」という農業大学のSyed Shakeel Raza Rizvi博士が率いる研究チーム。思春期にある計437名の少年(うち半数がマリファナに依存)の協力を得て、テストステロン、黄体化ホルモン、成長ホルモン、コルチゾールなどの値を測定しながら身体の観察が続けられたという。