現代能楽集VIII『道玄坂綺譚』が、11月8日から東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演される。
同作は、世田谷パブリックシアターの芸術監督を務める野村萬斎が、古典の要素を現代の舞台制作に活かすことを目的に立ち上げた現代劇のシリーズ「現代能楽集」の最新作。三島由紀夫が能の演目を近代劇に翻案した戯曲集『近代能楽集』に収録されている『卒塔婆小町』『熊野』をもとに、マキノノゾミが書き下ろした新作戯曲となる。
現在明らかになっているキャストは、平岡祐太、倉科カナ、眞島秀和、一路真輝の4人。追加キャストは6月に発表される予定だ。チケットの一般発売は9月13日からスタート。
■平岡祐太のコメント
久々に舞台の上に立てる事が楽しみです。
三島由紀夫さんの世界が現代にアレンジされ、どのような変化を起こし初日を迎えられるか、演出家のマキノノゾミさん、共演者の方々と稽古を重ねながら新たな作品を作りあげたいという気持ちです。
よろしくお願いします。
■倉科カナのコメント
三島由紀夫さんが原作の物語はいつか演じてみたいと思っていたので今回この作品に参加出来て本当に光栄です。また脚本、演出のマキノノゾミさんは映画で役者マキノノゾミさんとしてご一緒していてその時また一緒にお仕事出来たら…と思っていました。どんな演出をされるのか、今から楽しみです。
不安はありますが、稽古で沢山恥をかき、丁寧に作品を紡いで行けたらと思っております!。
■眞島秀和のコメント
今まで触れる機会があまりなかった、古典芸能と現代演劇の融合というテーマの中で、ちゃんと立つことが出来るのか不安もありますが、どんな作品になるのかとても楽しみにしています。
■一路真輝のコメント
とても高いハードルが目の前に出現しました。今の私にはまだ早いのではないかと悩みました。でも、いつかは演じてみたいと思っていた作品です。
そんな私の背中を押してくれたのは、ドラマで夫婦役で共演させて頂いた、マキノノゾミさんが演出!と言うことでした。勝手にご縁を感じ、新しい挑戦!を決意致しました!
この出会いに感謝して、精一杯、作品と向かいあって行けたらと思ってます。