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荒木経惟展に「往生」の世界から捉えた新シリーズ、反転した作品群を展示

2015年05月22日 10:10  CINRA.NET

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©Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film, Tokyo
荒木経惟の個展が5月25日から東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催される。

今年の春から6×7サイズのポジフィルムによるカラー写真と、日付入りのモノクローム写真の撮影を続けている荒木。カラーとモノクロの最新作を紹介する同展では、日常の風景を鏡写しのように反転させた作品が展示される。同作には、「往生」を象徴する鏡の裏側から世界を見るという想いが込められており、「死」を意識する度にその悲しみを写真を撮るエネルギーに変えてきたという荒木が初めて、「向こう側」の視点から撮影したシリーズとのこと。

なお、5月25日には同展のカタログとなる写真集が500部限定で発売される。同書の詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。