クワバタオハラの小原正子の「幸せ感」がハンパない。今年3月に第1子男児を出産し、ママになって初めて出演したのは5月16日の「さんまのまんま」(関西テレビ系)だ。この日は夫の元メジャーリーガー・マック鈴木とそろって出演し、プライベートエピソードを赤裸々に語った。
「私が結婚できた理由は料理」と言い切る小原は、作ってきた鶏と春雨のオリジナル餃子をその場で焼いてさんまにふるまった。「あ、うまい!シャキシャキして」とさんまの反応は上々で、「マックと出会う前の小原にこの料理を出されたら、俺、エラいところやったわー(惚れてたかもしれんわー)」とその腕を褒めた。(文:みゆくらけん)
酒・タバコやめたせいか、お肌のくすみもなく…
子育てについて小原は「相方(くわばたりえ)から大変や大変や言われて免疫ついていたからか、思ったほど大変じゃない」と言い、息子が可愛くて仕方がないといった様子。
マックの浮気については「浮気する時は離婚する時と言われているので余計に心配」と言い、隣の夫にさんまの前で浮気しないと誓うよう迫っていた。
最後まで宣誓しなかったマックだが、餃子を食べた小原の手が汚れていると気づいてさりげなくタオルを渡すなど、硬派ながらも小原への愛情がヒシヒシと伝わってきた。
それにしても、小原、変わったなぁ。独身の頃はもっとやさぐれていたのに。スナックを経営していたりと「お水っぽい」イメージもあったが、今の小原は完全に「健全なママ」で、ハッピーオーラに溢れている。
酒・タバコもやめたせいかお肌のくすみもなく、ピッカピカの超美肌。始終目尻を下げて笑っているから表情も柔らかで、神々しいとすら感じてしまう。女性は出産直後が一番美しいとたまに聞くが、あれ、本当なのかもしれない。
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独身女芸人は、孤独を和らげてくれる安定剤だ
ただ、以前からの女性ファンとしてはどうなのだろう。好きな芸能人が幸せになるのは嬉しいが、中には「独身道を突き進みそうなやさぐれ小原」に共感し、安心感を得ていた人もいるかもしれない。
自分と同じような環境の独身女芸人は、孤独を和らげてくれる安定剤のような存在である。だから、同じような位置で走っていたのに、急にラストスパートをかけて結婚、出産した小原に対し、ちょっと複雑な心境のファンもいるのかも。
軽く裏切られた感、というか、逃げ切られた感、というか。椿鬼奴も結婚したことだし、あとに残った「孤独癒し系女芸人」は、いとうあさこ、大久保佳代子、光浦靖子、黒沢かずこあたりか。
人数が少なくなるほど、絶対的に需要のあるこの「席」を離れるのは勇気がいるよなぁ。誰が一生座り抜くか。プレッシャーだなぁ、使命ですらあるなぁ。あ、そういえば、友近の結婚はどうなったのだ?