伊藤忠がカレン ウォーカーの独占輸入販売権取得

伊藤忠商事が、ニュージーランド発祥の婦人服ブランド「カレン ウォーカー（KAREN WALKER）」の日本市場における独占輸入販売権を取得した。コロネットを通じ、2016春夏シーズンより販売を開始。ブランドの認知度を高めることで、3年後には小売上代ベースで売上10億円を目指す。

伊藤忠がカレン ウォーカーを独占輸入販売の画像を拡大

　1989年に創設されたカレン ウォーカーは、相反する二つの要素を融合させたハイエンドなカジュアルデザインを特徴とするブランドで、2007年春夏にニュージーランド人初となるニューヨークファッションウィークでのソロコレクションを発表。その後毎シーズンニューヨークでコレクションを発表しており、デザイナーは2013年より2年連続で「the Business of Fashion（BoF）」が選ぶ「世界のファッション業界を形成する500人」に選出された。
　現在は、主力の婦人服コレクションに加え、アイウェアやハンドバッグ等の雑貨の取扱いも充実させており、ニュージーランドの直営店やバーニーズ ニューヨークやリバティ・ロンドンをはじめとする有力百貨店、専門店、セレクトショップなど、世界30ヶ国、200都市の950店舗で商品を販売。日本市場においては、20代～40代のファッション感度の高い女性をターゲットに、コロネットの豊富な経験とノウハウを活用し、全国の百貨店、専門店、セレクトショップを中心に展開を強化していくという。