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指原莉乃がAKB48メンバーの給与事情を暴露 「支配人手当はないです」

2015年05月21日 11:51  リアルサウンド

リアルサウンド

AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

 土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。5月21日分では、「お金と幸せ」についての討論が繰り広げられた。


(参考:AKB48島崎遥香、グループ加入当初の苦悩告白「『みんな辞めろ』って思ってた」


 同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回はダチョウ倶楽部・上島竜兵をゲストに、論客には宇野常寛氏と岩下尚史氏、京大卒の社会派ニートブロガー・Pha氏を迎えて意見が交わされた。


 冒頭、番組は現代の若者“さとり世代”はお金があることを幸せとしていないとし、「お金が無くても幸せって本当ですか?」という質問からスタート。中村麻里子が「お金が欲しいし、忙しいことが嬉しい」と語ると、上島が「忙しい人は『お金がなくてもいいからヒマが欲しい』となるんじゃない?」と、若者の意見を代弁した。


 現在書籍やブログ広告の収入で生活しているPhaは「お金より時間の方が大切で、働くのがしんどいからぶらぶらしている方が貴重」と語ると、指原が「卒業メンバーのなかには、現役時代にものすごく忙しかったから、辞めたあとに『お金はどうでもいいから仕事を休みたい』という人も多い」と、自分の時間を欲するために仕事を手放すメンバーがいることを明かした。また、中村は「お金があることで幸せを感じることはあるか?」という質問に対し、「物欲が満たされて幸せを感じる」と語ると、指原は「『今月お金ないから』って言われるのは嫌」、高城は「デートでお金のことを気にされて予定立てられるの嫌だ」とそれぞれの金銭感覚を語り、これを聞いた土田は「AKBってお高くとまってる!」と檄を飛ばした。


 続いて、「金遣いが荒いメンバー」というテーマに対し、指原は「AKS所属メンバーで貰える給料って、選抜は年功序列。他の事務所に入ってる人はそれぞれの方式」と給料事情を暴露し、倉持明日香は「小嶋(陽菜)さんは常に最新のものを持っていて、発売日に全て手に入れている」と、小嶋のセレブっぷりを明かした。この議論に対し、中村が「指原さんも稼いでると思うんですけど、支配人手当とかないんですか?」と切り込むと、指原は「無いです。太田プロで貰ってる給料は、ここにいる先輩(土田、上島)の顔を見ればわかる。もっとみんな『指原さんにお金あげて』って言ってほしい」と、苦笑いする2人を見ながら嘆いた。


 また、「結婚相手に望む年収」というテーマについては、中村が「メンバーのなかには1000万以上欲しいという子が多いけど、そんな人ってなかなかいない」と指摘するが、島田晴香は「85万で子供2人とかキツくないですか? 子供を私立かアメリカンスクールに入れたくて、相手も英語が話せる人がいいので、2000万以上の人がいい」と自論を展開。これに対し、土田は「ネット荒れるぞ!」と厳しく注意した。


 番組終盤では、指原が貯金について「長く居れないって自分で分かってるから、仕事がなくなってもいいようにお金を貯めてる」と自身のお金に対する考え方を語ると、島田は「趣味は貯金なんです。高いものを買うより、中途半端なものを買って長く使うほうが良いと思っている」と物に対する考え方を明かし、土田は「高いものを無理して買っても、現実的じゃないから嬉しいのはその時だけ」と、これに同調して番組が終了した。


 そのほか、メンバーと論客が「ニート」についての議論を交わした今回の放送。次回はメンバーが「結婚」について意見を述べる予定だ。(向原康太)