メルセデス F1チームは20日、ルイス・ハミルトンと新たに3年契約を締結したことを正式に発表した。
昨シーズンから難航していたメルセデスとハミルトンの契約延長交渉がようやく合意に達した。2014年のチャンピオンドライバーとチームは2016年から18年にわたる新たな3年契約を結んだことを、モナコで正式にアナウンスした。
「メルセデスは僕のホームだ」とハミルトン。
「ここでさらに3年間、過ごせることにこれ以上の喜びはないよ」
「ここは、会議室からファクトリーの現場に至るまで、真の情熱的なレーサーで満たされた会社であり、驚くほど勝利に渇望している」
「昨年の成功の後でさえ、その思いはこれまでよりも大きく、それは僕にとっても同じことなんだ」
「僕が今、ドライブしているメルセデスのマシンは僕のこれまでのキャリアの中で最高のものだ」
「メルセデス・ベンツは1998年に僕をサポートし始めた。従って、この契約は2018年にメルセデスとの20年を祝う意味でも非常に誇らしいね」
ハミルトンは、2007年にメルセデスエンジンを搭載するマクラーレンからF1デビューを飾り、翌2008年に初のワールドチャンピオンに輝いた。
彼は、2013年にワークスチームのメルセデスへ移籍すると、2年目となる2014年はシーズン11勝を挙げ、チームメイトのニコ・ロズベルグを倒して自身2度目のタイトルを獲得している。