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タカ・イシイギャラリーが北参道に移転 オープニングはトーマス・デマンドの8年ぶり個展

2015年05月20日 16:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Thomas Demand / "Temple 54", 2015 / Pigment print / 126.3 x 162.2 cm (C) Thomas Demand, VG Bild-Kunst, Bonn / JASPAR, Tokyo
タカ・イシイギャラリー 東京が、清澄白河から北参道に移転する。新ギャラリースペースのオープニング展として、トーマス・デマンドの個展が5月22日から6月27日まで開催される。

タカ・イシイギャラリーが移転の画像を拡大

 新ギャラリーは北参道駅から徒歩3分の場所にあるビルの地下1階に展開。空間を2つに分割し、もう一方には小山登美夫ギャラリーが入る。これまで荒木経惟や森山大道ら多くの著名アーティストが展覧会を開いてきた清澄白河のギャラリーよりもアクセスがしやすく、自然光が入るスペースとして拠点を新しくする。
 オープニング展の「Model Studies (Kōtō-ku)」は、トーマス・デマンドにとってタカ・イシイギャラリーで8年ぶり3度目となる個展。歴史的・社会的事件の記録写真や映像を基に、着色紙や段ボールを使用してその現場を実物大の模型で再現したものを再び撮影した大型作品で知られるトーマス・デマンドは今回、日本人建築家ユニット サナア(SANAA)の建築模型を被写体に、2011 年に発表された「Model Studies」シリーズの最新写真から約8点を展示する。
■北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies (Kōtō-ku)」会期:2015年5月22日(金)~6月27日(土)会場:タカ・イシイギャラリー 東京(新住所:渋谷区千駄ヶ谷 3-10-11 B1)