オープニングセレモニーとアルドがライセンス提携 フットウェアを強化

セレクトショップ「オープニングセレモニー（OPENING CEREMONY）」が、カナダのフットウェアブランド「アルド（Aldo）」の「Aldo Product Services」とライセンス契約を結んだ。2016年春夏コレクションから発売され、オープニングセレモニーがデザインを手がけ、アルドが生産製造を担当していく。日本での取り扱いは未定。

OCが大手チェーンのアルドと提携の画像を拡大

　「Aldo Product Services」は、日本未上陸ながら世界84カ国に約1600店以上の店舗を構える、大手フットウェアチェーン「アルド」のライセンス事業を手がける部門で、今までにも「セルフリッジ（Selfridges）」や「ノードストローム（Nordstrom）」などのフットウェアを手がけてきた。ビジネス・オブ・ファッション（The Business of Fashion）のインタビューの中で「オープニングセレモニー」共同設立者のキャロル・リム（Carol Lim）は「ブランドが成長していくために、フットウェアラインを拡大していくことは非常に重要」とし、今回の契約でより効率的な生産体制が整っていくとコメント。「Aldo Product Services」のヴィスプレジデントNicholas Martireは、「オープニングセレモニーのデザイン性の高さと弊社の生産製造能力が合わさり、これ以上ない完璧な提携が実現した」と今後の展開に意欲を示した。