「俺と付き合え、このヤロー」 顔はニコニコでも口説き文句は怒りながらという七変化が得意な俳優・竹中直人に口説かれたおのののか。“枯れ専、大人の男性が好き”というおのは、竹中の交渉(口説き)を受け入れたのか?
【この記事の他の写真を見る】リーアム・ニーソン主演映画『誘拐の掟』5月30日公開に先立ち、18日、東京・虎ノ門にて公開記念イベントが行われた。映画にちなみ探偵の衣装を渋く着こなした竹中直人と「誘拐された女の子が最初に着ていた赤いコートを意識した」と真っ赤なワンピースで登場したおのののか。竹中は登場時から、色々な声のトーンでリアクションをつけて話すひとり何役をみせ会場を沸かせる。
「髪の毛がないから真似しようがない」と言うものの探偵・松田優作ばりの渋い声と雰囲気は十分だ。リーアム・ニーソンの大ファンだという竹中は彼の魅力について聞かれると、いきなり大きな声で「老眼かけないのかよー、細かい字を見るのに」「僕は老眼がないと生きていけない」と豹変。映画のワンシーンについてのことだが、イベント中何度も声を大にして老眼を強調した。
映画にちなみ電話で交渉(口説く)場面を実演した竹中は、「今日、僕と結婚してくれないか?」といきなりのプロポーズ後、おのの返事を聞く前に自ら受話器を置いてしまう。再度“酔いどれ探偵”として「俺と付き合え、このヤロー」と交渉(口説く)するも笑って怒りながらの交渉は不成立となる。
しかし枯れ専、大人の男性が好きで「目を細めて文字を読んでいる姿にキュンとする。あっ老眼なんだ。可愛いなと思う時もある」というおのは、初めて会った竹中に「生で見るとダンディさ、大人の色気があり、朝からこんなカッコイイ59歳がいるんだなとキュンとした」「食事に誘われたら行きます。その後はどうなるのか分からない」と竹中のハートをくすぐる発言をした。
そんなおのは、「ビールの売り子時代にお客さんと駆け引きをやっていた。団体のお客さんの幹事と仲良くなり他からは買わせない交渉術を学んだ」という。大人の男性の心をつかむ文句はさすがである。先日も居酒屋のキャッチセールスに生ビール千円もタダでつけさせる交渉をしたというから、大人の男性の心をつかむ文句はもちろん笑顔と交渉術はかなりあるようだ。営業トークで男性の反感を買わないように気を付けないと、また叩かれるかもしれない!?
1999年、NYを震撼させた連続誘拐殺人事件。今、ひとりの少女の命を懸け、心に傷を負った元刑事が立ち上がる―。誘拐犯に告ぐ―。殺したら殺す。映画『誘拐の掟』は5月30日(土)全国公開!
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)