花と緑がひしめく“天国”のようなこちらの光景。
これは2017年に完成を予定している「ソウル駅高架公園」のイメージ画像。
公募作品のなかから最終的にコンペティションを勝ち抜いたのは、世界的な建築・都市設計会社「MVRDV」の創立者であり、同社の代表を務めるヴィニー・マース氏のプロジェクト。
「Seoul Skygarden(ソウル・スカイガーデン)」と命名されたこのプロジェクトは、ソウル駅周辺の高架道路を自然あふれる公園に変える計画で、ソウル駅や南山(ナムサン)、南大門市場といった周辺の名所との連結を予定している。
このデザインのおもしろさは高架道路を上、または下から眺めたとき、巨大な樹木に見えるよう設計したところだそう。
上空からの完成イメージを見ると、カラフルな“植物の道”が地域全体に張り巡らされたことで、街全体が生き生きとしたクリーンな印象に。
またプロジェクトの中には、ニューヨークの高架橋プロジェクト「High Line(ハイライン)」のように、住民たちの憩いの場として利用できる“カフェ・スペース”や“サン・デッキ”“噴水”などのアイデアも盛り込まれている模様。
2年後に実現すれば、ソウルの街を訪れる観光客にとっても注目の場所になりそう!
四季折々の自然が溢れる散歩道、あなただったら誰と歩いてみたい?
MVRDV(Seoul Skygarden)
http://www.mvrdv.nl/en/projects/seoul-skygarden
・デザイン(まとめ)