大切な人への贈り物って、あげる回数が多いだけに、ネタもだんだん尽きてくる……。そんなお悩みを抱えている方、少なくないのではないでしょうか。
そこでおススメしたいのが、本日ご紹介する「本の缶詰」。文字通り、缶詰の中に本が詰まった、「Food for Thought(思考の材料)」なのであります。
【セレクトされた名著のタイトルにご注目】
米サンディエゴに拠点を置き活動するグラフィックデザイナー、Maria Mordvintseva-Keelerさんが提案するこちらのアイテム。そのパッケージにはそれぞれ、「ティファニーで朝食を(トルーマン・カポーティ)」「裸のランチ(ウィリアム・S・バロウズ)」「ここがホームシックレストラン(アン・タイラー)」といった名作の題名がずらり。
……お気づきですか? そうです、こちらそれぞれ、朝食・昼食・夕食がタイトルとなった小説なのよ!
【物語のキーワードが書いてあるよ!】
さらにもっとじっくり、パッケージをチェック。するとビックリ、物語に関するキーワードがそこかしこに書かれているではありませんか。これって要は、缶詰がその材料を記載するのと同様、物語の材料を記載しているってこと。わーお、なんて素敵な心遣いなのかしら!
【隅々にまで “粋” な仕掛けが】
パッケージに書かれたキーワードに注目して読めば、読書嫌いな方でも本を楽しく読むことができるでしょうし、その世界観をより深く理解することができるはず。ちなみに、こちらの缶詰にある “容量” とは、ページ数のことみたいよ。
【封を開けたら飾っておこう♪】
読書を新たな視点で楽しむことができそうなコンセプト作品、「Food for Thought」。開封した後は飾って楽しむこともできちゃう、 “1粒で2度美味しい” こちらの商品化を、強く強く、願わずにはいられませんね……!
参照元: Behance
執筆=田端あんじ (c)Pouch