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帝国ホテルに“伝統のフルコース”が登場

2015年05月18日 00:02  オズモール

オズモール

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ハリウッド女優のマリリン・モンローやマレーネ・ディートリッヒ、イギリスのエリザベス2世女王陛下にちなんだメニュー、ってどんな料理? 実はこれらの著名人は過去に帝国ホテルでお迎えしてきたゲストなのだとか。帝国ホテルのトラディショナルダイニング「ラ ブラスリー」では、2015年6月30日(火)までの期間限定で「伝統のフルコース」と題し、5人の著名人にちなんだ料理を提供するそう。広報担当者に詳細を教えてもらった。

「伝統のフルコース」(12500円・サ別)は、今年11月に開業125周年を迎える帝国ホテルが、その歴史を振り返る記念企画の一環として開催することになった催事メニュー。前菜、スープ、魚料理、肉料理(3種類から選べる)、デザート(コーヒー付)の5品が提供される。「帝国ホテルにゆかりのある著名人が絶賛した“帝国ホテルの伝統の味”を現代風にアレンジしたり、その方々をイメージしたりした創作料理をご用意いたします」(同) 


「前菜」は、1975年、英国のエリザベス2世女王陛下来日の際に帝国ホテルにおける午餐会で出された「生ハム メロン」を現代風にアレンジ。濃厚なクリームソースとバルサミコソースのコクと酸味が、ジューシーで爽やかな甘さのメロン果肉に絡み合い、よりいっそう味わい深い一品となっている。

3種類ある「肉料理」のおすすめは、ハリウッド女優のマリリン・モンローが、滞在中の朝食メニューに指定したもののひとつにラムチョップがあったことから創作したメニュー「ピスタチオをまぶした仔羊背肉のグリエ さまざまな野菜をあしらって」。脂の少ないラムの背肉と香ばしく濃厚なピスタチオを組み合わせたこの料理には、ふくらみ豊かなボディとスパイシーな香りが特徴の赤ワイン「シャトー・ヌフ・デュ・パプ2002」(特別料金12500円)が相性抜群だそう。

ほかにも、大女優のマレーネ・ディートリッヒのディナーショーに登場した雉料理のアレンジや、喜劇王のチャールズ・チャップリンが好んだという”和牛”から着想を得た和牛の塩竈包み焼き、大リーガーのベーブ・ルースにちなんだデザートも用意されているとか。

「過去の文献や当時のレシピをで細かいところまで確認して作り上げた料理を、ぜひ一皿一皿、楽しんで召し上がってください」(同) 貴重なメニューを味わえるまたとないチャンス。ぜひセレブ気分を味わってみて。