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TSI子会社「プラネットブルー」解散へ ジルスチュアートニューヨーク(子供服)など11ブランドの事業も廃止

2015年05月15日 16:43  Fashionsnap.com

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Planet blue world 1号店の外観 Image by: Fashionsnap.com
TSIホールディングスが5月15日、LA発セレクトショップ「プラネット ブルー」を国内で展開するPlanet Blue Japanなど子会社2社を8月末で解散することを発表した。既存事業の収益化を目的にしたブランドポートフォリオの見直しによるもので、東京スタイルが運営する「ブリジット」等の5ブランド、サンエー・インターナショナルが運営する「レベッカミンコフ」や「ジル スチュアート ニューヨーク」を含めた4ブランドの事業も同時期で廃止される。

TSIが11ブランドの事業廃止の画像を拡大

 2015年2月期の連結決算で統合後初めて営業黒字に転じたTSIホールディングスは、2018年2月期に営業利益率7%、ROE5%の達成を基本方針に盛り込んだ中期経営計画を今年4月に発表。同方針に基づき、Planet Blue Japanのほか、「ウィ, アヤノ リュバン(Oui, Ayano Ruban)」を手がけるTOKYOSTYLE インプレスラインは収益貢献が困難であると判断し、今回の決定に至ったという。他にも、「ブラン ルビエ」「スタイル コム」「ブリジット」「セーヌ ドゥー」「スタイル ミー」「ボディ ドレッシング」「レベッカミンコフ」「バービーキッズ」「ジル スチュアート ニューヨーク」の9ブランドの事業を廃止し、間接業務部門の大幅な縮小と効率化も実施する。解散子会社および廃止ブランドには約800名が従事しているが、転籍等によりグループ全体で再配置を行うほか、TSI・プロダクション・ネットワークの従業員も含めて希望退職者を募集する。