就職活動での面接では自己PRや志望動機などお決まりの問いが多いが、ときには想定外の質問を投げかけられることもある。
女性向けコミュニティサイト「ガールズちゃんねる」に、就活生からこんな呼びかけがあった。面接で「なんじゃこの質問」と感じることが多く、バドミントン経験者であることを伝えたら「コートは何メートル？」と尋ねられて答えられなかったという。
こうした質問は面白いが困惑もする。「対策を考えたいので皆様が体験した『何その質問？』を教えてください！！」と聞いた。現在120のレスが寄せられている。
就活中なのになぜ「夏休みの予定」を聞く？
就活で地元の「超優良企業」の面接を受けた人は、「地元の首長と議長の名前言えますか？」と聞かれた。たまたま知人だったのでフルネームで答えたが「普通の学生には無理では…と思った」と書いている。取引先に地元官公庁でもあるのだろうか。
自動車ディーラーの面接で「夏休みの予定」を聞かれた、という話もあった。「随分先なのでまだ予定は立てていません」と答えたところ、「就職が決まらないとずっと夏休みになっちゃうよ?」と言われたという。たしかにこれは返答に困る。
シュールなところでは「UFO見たことある？」と聞かれた人も。突然のことだったので「未確認飛行物体の事ですか？」と聞き返してしまった。その後、面接担当者からUFOの話を延々と聞かされ、結果採用されたという。
他には「研修で下着姿になりますが、人前で下着姿になれますか？」という質問もびっくりだ。下着メーカーだったそうだが、「他の業界では絶対聞かれないだろうなぁ」と振り返っている。
「ずいぶん体重少ないけど大丈夫？」という質問も
不快な質問も結構ある。「ずいぶん体重少ないけど大丈夫？」という質問には「そんなこと言われても…。 そういう体質、体型なんです」と困惑。「大丈夫？」と聞かれても、ハイと答えるしかないだろう。
女性は「彼氏の有無」もよく聞かれるようだ。入社後すぐに結婚退職されたら困るのかも知れないが、かなりグレーなセクハラ質問だ。意味不明なところでは「何人くらい子供は欲しい？」という質問も。聞かれた女性は、まるで合コンかと思ったという。
複数寄せられていたのが「血液型は？」という質問だ。「AB型」と答えたところ嫌な顔をされたという人や、面接官に「O型ってやっぱり雑というかガサツなんでしょ？根気のいる作業できるの？」と言われた人も。ここまでくると、ブラッドタイプハラスメントだ。
家族がらみの質問では、親の職業のほか、「珍しい名前だね、日本人？両親の出身は？」「なんで両親は離婚したの？」というひどいものも。また「お母さんの名前はユミコさんですか？ 」と聞かれて困惑したという人は「面接官の昔の知り合いユミコさんに私が激似だったらしい。どうでもよすぎる。採用されたw」と書いている。
あわせてよみたい：「最後に質問は？」と聞かれたときに「特にありません」はNG
