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DTM、F1ドイツGP中止に伴うカレンダー変更を断念

2015年05月14日 17:01  AUTOSPORT web

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DTMはF1ドイツGP開催中止に伴い、レーススケジュールの変更を検討していたが、最終的に従来のスケジュールを維持することとなった。
DTMドイツツーリングカー選手権は、7月のF1ドイツGP中止に伴いレーススケジュールの変更を検討していたが、最終的には従来のレースカレンダー通りに選手権を開催することとなった。

 DTMは、ニュルブルクリンクで開催される予定だった今季のF1ドイツGP中止に伴い、ドイツGPの開催が予定されていた7月17~19日にレースを開催するべく検討を行っていると報じられていた。

 一時はシリーズに1戦を追加し、全10ラウンドでの開催も視野に入れていると噂されていたが、最終的にカレンダー変更は行われず、当初の予定通り全9ラウンドで開催され、開催日の変更も行われないこととなった。

 DTMをプロモートするITR e.V代表のハンス-ベルナー・アウフレヒトは「基本的に7月という時期は、モータスポーツに最も適しているんだ。その時期にスケジュールを変更するか、レースを追加するというアプローチは正しいものだった」とコメント。

「しかし、この議論はすでに過去のものとなっている。ロジスティクスやコストの問題から実現することはなかったんだ」

「いまは9月にニュルブルクリンクで行うDTMの会合で、様々な議論を交わすのを楽しみにしているよ」