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AKB48倉持明日香、“不倫”について持論を展開 「素敵だなと思った人は大抵結婚指輪をしてる」

2015年05月14日 11:21  リアルサウンド

リアルサウンド

AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

 土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。5月14日分では、「不倫」についての討論が繰り広げられた。


(参考:恋をしても許されたアイドル AKB48指原莉乃はなぜ支持を失わないのか


 同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回はダチョウ倶楽部・上島竜兵をゲストに、論客には宇野常寛氏と岩下尚史氏、山路徹氏を迎えて意見が交わされた。


 冒頭、番組は40代女性の56%が不倫を経験していると前置きをし、「家庭を持っている人を好きになったらダメですか?」という質問からスタート。指原が「『昼顔』を見て結婚してないけど不倫したいと思った」と語ったあと、「家庭を持ってる人をいいなと思ったことはあるよね?」とメンバーに質問。倉持明日香は「素敵だなと思った人は大抵結婚指輪をしてる」と告白すると、山路は「不倫は相手の家庭を壊しているのではなく、自分を壊している。相手に家庭があれば、クリスマスや正月などの時期に一人でいなきゃいけないし…」と、不倫経験者ならではの意見でこれに反論した。


 また、岩下は「好きになって寝たくなったらしょうがない」と自論を掲げると、島田晴香は「スリル感がたまらないんだと思う。子供がダメと言われてやっちゃうのと同じ」と推察。山路は世代によって不倫の考え方が違うとし、「若い子の場合は人のものが欲しくなるし、向上心から仕事の出来る上司に惹かれる、ある程度時間が経った家庭の奥さんは女中扱いされ、癒しをくれる人に惹かれていく」と分析した。また、不倫をする理由について、指原は「好きな人と一生暮らさなければいけないと思うと、刺激も欲しくなるんじゃない?」と語ると、土田は「だから韓流スターや男性アイドルのライブに行くんだと思うよ」と、若い男性芸能人を追いかけることが、主婦層における欲求解消の場として機能していることを指摘した。


 続いて「不倫のボーダーラインは?」というテーマについて、岩下が「遊びならいいのよ。『奥さんと別れて』とか言いだして家庭を壊さなければいい」と述べると、土田と島田は「肉体関係を持ったら」と回答。指原は「男性が風俗に行くのは浮気?」とメンバーに質問すると、倉持は「行っても良いけどハマるのは嫌」と語り、島田は「キャバクラまでは良いし、行くなら言って欲しい」と告白するなど、寛容な姿勢をみせた。


 最後の「不倫を減らすには?」というテーマについては、宇野が「日本は海外に比べ、シングルマザーへの支援を含め法的な援護が少ないので、制度を立て直すべき」と語ると、山路は「セックスレスの問題から来る危機感が不倫へと向かわせると思うから、心と体をしっかりケアしてあげないといけない」と説得力のある回答を述べ、番組が終了した。


 恋愛禁止のメンバーが、その先のテーマである結婚や不倫に踏み込んだ議論を交わした今回の放送。次回はメンバーが「お金と幸せ」について意見を述べる予定だ。(向原康太)