バルセロナテスト最終日の13日、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが走行、順調に100周を走り切った。この日行ったセットアップ作業がスペインGP決勝での問題解決に役立ったとバトンは述べている。
2日間のテストの初日はテストドライバーのオリバー・ターベイが担当、翌13日はバトンが作業を引き継いだ。バトンは100周を走行、1分26秒927のタイムでこの日の4番手となった。
チームは、予定されていた作業をすべてこなし「きわめて有意義な一日」だったと述べている。
マクラーレンはモディファイしたフロントウイングとサスペンションをテスト、エアロデータを収集し、メカニカルおよび空力バランスの変更作業を徹底的に行った。
さらにモナコに向けて低速セットアップ、カナダに向けてローダウンフォースリヤウイングのテストに取り組み、今後の2戦に備えて貴重な情報を集めた。
スペインGP決勝直後にバトンは、リヤのグリップがなくキャリアで最も恐ろしい思いをしたと述べていたが、チームによると、テストを終えたバトンは今回のセットアップ作業がリヤエンドのハンドリングの問題を解決するのに大いに役立ったと語ったということだ。