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「SHOPSTYLE」ユーザー好みのアイテムを学習・提案する新機能追加 日本で展開拡大へ

2015年05月13日 17:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

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世界最大級のグローバルファッション検索サイト「ショップスタイル(SHOPSTYLE)」が、機械学習を用いた新機能「MY セレクトショップ」の提供を開始した。各ユーザーの嗜好を自動的に学習し、それに応じたアイテムを提携するECサイトやブランドからキュレーションした上で提案する機能で、WebサイトとiOSアプリでのローンチにあわせ、POPSUGAR Inc.のブライアン・シュガーCEOとメリッサ・デイビス副社長が5年ぶりに来日した。

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 POPSUGAR Inc.が運営するSHOPSTYLEは、1000万点以上のアイテムからフリーワードで検索することができ、米国をはじめとする日本も含めた7カ国でローカライズサイトを展開。215の国と地域から月間1700万以上のアクセスがあり、2014年は広告主サイトに2.4億のトラフィックを誘導し、10億ドル分の売上を創出している。
 今回スタートした「MY セレクトショップ」は、ユーザー個人の趣味に関するクエスチョンに回答していくことで、抽出したデータからその人好みのアイテムを機械が自動で提案する機能。SHOPSTYLEでアイテムを検索・クリックする度に精度も向上していく仕組みだ。
 SHOPSTYLEは2010年に日本でのサービスを開始し、2014年の都市別年間アクセス数では、東京がNYを押さえてトップを獲得。メリッサ・デイビス副社長は「日本への投資を増やしていくことも検討する」と話し、今後はドメスティックブランドや未上陸のセレクトショップの取り扱い、国内未展開のサービスの提供も行っていく可能性があるという。一部報道で楽天からの買収が浮上していることについてブライアン・シュガーCEOは「非常に尊敬している存在」と明確なコメントは控えた。
■SHOPSTYLE サイト