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矢野顕子、オリジナルアルバム5作品をアナログLP&ハイレゾ配信で再リリース

2015年05月12日 14:31  リアルサウンド

リアルサウンド

矢野顕子『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)

 矢野顕子の過去に出したオリジナルアルバム5作品が、7月と11月にそれぞれアナログLP盤&ハイレゾ配信で連続リリースする。7月29日にはその第一弾として『はじめてのやのあきこ』と『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』の2作品が発売予定だ。


 『はじめてのやのあきこ』は、当時30周年を迎えた彼女の記念碑として企画され、2006年3月に発売したアルバムである。井上陽水との共作である「架空の星座」を含んだこの作品には、小田和正、槇原敬之、YUKI、上原ひろみ、忌野清志郎といった豪華ゲストを迎えている。それぞれのアーティストの特長に合わせて加えられた矢野顕子流のアレンジは、楽曲と歌詞にまで至った作品だ。


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 『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』は、2009年に逝去した忌野清志郎の楽曲を、矢野顕子自らが選曲・レコーディングしたカバーアルバム。収録楽曲10曲中8曲は、ニューヨーク郊外にある自身のプライベート・スタジオ「PUMPKIN STUDIO(パンプキンスタジオ)」にて弾き語り録音され、エンジニアの吉野金次氏の手により仕上げられたものである。


 今回の全5作品のアナログLP&ハイレゾ音源化では、CDでは感じる事の出来なかった録音時に込められた繊細なピアノのタッチ、楽曲や歌のダイナミズム、そしてアーティスト達の躍動感がそれぞれの特長を持って再現されているそうだ。特にアナログLP化では、アナログカッティングの第一人者である小鐵徹氏が携わっている。


 11月には、弾き語りアルバム『音楽堂』をはじめ、『ホントのきもち』、『akiko』の3作品がアナログLP盤&ハイレゾ配信で予定されている。(リアルサウンド編集部)