ベライゾン・インディカー・シリーズ第6戦インディアナポリス500マイルレースのプラクティス走行が11日よりスタート。初日は5時間の走行が行われ、セージ・カラム(チップ・ガナッシ)がトップスピードをマークした。
24日に決勝レースを迎える第99回インディアナポリス500マイルレース。11日にプラクティス1回目の走行が行われ、30台が走行を重ねた。
初日のトップスピードはチップ・ガナッシのカラム。41周を走行し225.802mph(39秒8579)を記録した。2番手にはスコット・ディクソン、3番手にトニー・カナーンが続き、チップ・ガナッシ勢が上位を独占した。
「今日どれだけ速くても、最初の日ってだけだよ。2週間の内、日曜日に速くないとね。でも、インディアナポリス・モータースピードウェイで1番手を取ったのは初めてだから気分はいいよ」と2年目のインディ500に挑むカラム。
ホンダ勢トップは、4番手のマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)。6度目のインディ500に挑戦する佐藤琢磨(AJフォイト)は、45周を走行し9番だった。
「二日間逆回りで走行していたので、リフレッシングな一日になりました。スーパースピードウェイ用のクルマは、いい感触ですね。今日の僕たちのプログラムは、単純なものでした。エンジンマイレージのために40周が必要でしたからね」
「少ないテストプログラムでしたが、成功したし、クルマについてもポジティブに感じています。今夜、2機目のエンジンに変更する予定です。できれば、風が静まって欲しいですね」と琢磨はコメントしている。
プラクティスは15日まで毎日行われ、16、17日の予選でグリッドが決定する予定だ。