NASCARスプリントカップ・シリーズは9日、カンザス・スピードウェイで第11戦が行われ、ジミー・ジョンソン(シボレーSS)が今季3勝目を挙げるとともに、シボレー勢がトップ4を独占した。
267周の決勝は、3分の1ほどが経過したところで降雨により2時間以上の赤旗中断となるも、レースの90周以上をマーティン・トゥルークスJr.(シボレーSS)がリード。ただ、チェッカー目前、残り7周でのリスタートに向けてトゥルークスJr.やケビン・ハービック(シボレーSS)がフレッシュタイヤに交換した一方で、ジョンソンがステイアウトを選択。首位に躍り出たジョンソンは、最後までポジションを守り切って優勝を飾った。
トゥルークスJr.とのバトルを制したハービックが2位に入り、3位はデイル・アーンハートJr.に。一方、最後にフレッシュタイヤへと交換したトゥルークスJr.は9位でレースを終えている。また、4位にはジェフ・ゴードン(シボレーSS)が入り、上位をシボレー勢が独占。5位にジョーイ・ロガーノ(フォード・フュージョン)、6位にマット・ケンゼス(トヨタ・カムリ)が入っている。