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世界のアルチザンが作るおいしいが銀座に

2015年05月12日 00:02  オズモール

オズモール

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フランスの歴史ある食文化を支えてきたのは、フードアルチザンと呼ばれる食の職人たち。都会のパリから北アルプス、地中海沿岸とフランス全土から集まる食材に対する深い知識と、味わいへの想像力、そして高い技術力を持つフードアルチザンが、さまざまなフランスの“おいしいもの”を生んできた。

そのフランスの食の世界で、ここ数年日本人が活躍しているのを知っていた? 外国人初のM.O.F. (フランス国家最優秀職人)ファイナリストに選ばれたり、フランスで開催される世界的なコンクールで華やかな賞を獲得したり。その旬なシェフやパティシエ8名が集結する「食のフランスフェア」が5月13日(水)~18日(月)まで、銀座三越8階にて開催される。なかなか手にはいらないスイーツやパンを、今をときめくフードアルチザンたちが紹介する貴重なイベントで、フランスのおいしさを再発見して。

◆【編集部が注目するアルチザン1】<ヨシノリ・アサミ>の浅見欣則氏


ストラスブールの老舗でシェフ・パティシエとして活躍した浅見氏は、フランス国家最優秀職人(M.O.F.)のコンクールに出場し、外国人で初のファイナリストに選ばれた。今回のフェアでは、世界に名の知れた浅見氏の実演が見られるのも嬉しいポイント。断面も美しいオレンジ風味と濃厚ショコラの パウンドケーキ、ミルクとブラック2種のショコラをかけたサクサクのプレッツェルのほか、こだわりのソフトクリームも登場する。

写真手前から)ケーク ショコラ オランジェ2160円(長さ約16cm)、サブレ プレッツェル1836円(ミルク・ビター×各3個)

◆【編集部が注目するアルチザン2】<エスキス>の成田一世氏


ジョエル・ロブション、ピエール・エルメなど名だたるメゾンでシェフ・パティシエを歴任してきた成田氏は、2007年にパンとデザート部門でBest of New Yorkにも選ばれたスター。2012年に帰国し、東京ミシュラン二ツ星のフレンチ「レストラン エスキス」で活躍する成田氏が今回クリエイトするのはブリュレ。コーヒー風味のとろりとしたクリームに、ナッツやクランチチョコを合わせた大人の苦みがおいしい「カフェ」、贅沢にバニラが香る「バニーユ」、森のベリーとピスタチオが出会った「ピスターチ」と、3種の味わいが楽しめる。

写真)クリームブリュレ2501円(3個入)

◆【編集部が注目するアルチザン3】<マ・プリエール>の猿舘英明氏


フランスで開催されている洋菓子3大コンクールのひとつ「ガストロノミック・アルパジョン」2003年大会で準優勝、「ガストロノミック・ディジョン」でも準優勝、翌年の大会ではチョコレート部門の味審査で1位に輝いた猿舘氏。2014年にはショコラ愛好家が選ぶ“セレクションジャポン”で最高評価の5タブレットを獲得し、今注目を集めているショコラティエが用意したのは、ショコラ好きにはたまらない“シュー”。ショコラのシュー生地とサブレ生地の中には、希少なカカオを使ったショコラのクリームがたっぷり入った。

写真)シューペパデオーロ562円(1個)