双子について、父親がそれぞれ違うというあまりにも珍しい“事件”が米ニュージャージー州パサイク郡で起きた。「信じられない話だが、決してありえないわけではない」という専門家の説明に人々は目を丸くしている。
予想だにしなかったDNA鑑定の結果に、ただ動転してしまったというその女性。現在2歳の女の子の双子を育てているが、
父親がそれぞれ異なることが判明し、養育費の支払いをめぐってこのほどその裁判が行われたのだ。パサイク郡高等裁判所の裁判官も驚きを隠せないものの、科学的根拠となる鑑定結果にしたがって、片方の子どもの生理学上の父親と認められた一人の男性に子ども一人分の養育費の支払いを命じることになった。
この驚くべき真実が判明したきっかけは、この女性が2013年1月に出産した女の子の双子について、パサイク郡の児童福祉当局が父親と思われるある男性に養育費の支払いに応じるよう交渉し、DNA鑑定が行われたことにあった。少し前には中国でもある双子についてDNA鑑定が行われたところ、やはり父親が違うことが判明して人々を仰天させていたが、複数の男性と関係を持った中で同時期に2つ以上の排卵があるような女性では、これは非常にまれには起こり得るという。女性も法廷で「1週間以内に異なる男性と体の関係を持った」と認めている。
※ 画像はsundayworld.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)