まずは表面をゴシゴシ、お次は側面をなぞるようにしてこすって、最後は裏面を、またゴシゴシ。お皿を洗う際って、まあ、こんなもんですよね。
この動作の無駄を省いてくれる逸品が、海外サイト「Behance」に登場。韓国ソウルのインダストリアルデザイナー、Nae-ra Yoonさんがデザインしたのは、 “お皿をはさみこむようにしてゴシゴシできる” 形状の、ありそでなかったスポンジなのであります。
【お皿やコップをガブリとくわえこみます】
まるで、お皿のフチやコップのフチをくわえこむかのような、生き物チックなその見た目。じわじわ愛着が湧いてしまいそうなこちらの名前は「Folded dish sponge」、奥行きがあるので、これさえあればぐるりと一周お皿の周りをなぞるだけで、作業が終了しちゃいそう!
【スプーンや箸を洗うときも便利!】
お皿やコップのみならず、スプーンやお箸を洗う際にも、手間を省いてくれるに違いない同アイテム。この一切の無駄のなさ……独エッセン「ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター」が主催する国際的なプロダクトデザイン賞、「レッド・ドット・デザイン賞」にて賞を受賞したことも、なるほど納得ですねっ。
【目にしたら必ずや、使いたくなる……!】
「いやいや、単に、スポンジを折り曲げればいいだけなのでは……」なんて声がどこからか聞こえてきそうですが、んも~~~、そんな野暮なことは言いっこなしですよ!
あればあったで、必ずや手に取りたくなる同アイテム。いつの日か商品化されてほしい、非常に効率的な逸品でした。
参照元: Behance
執筆=田端あんじ (c)Pouch